奈良市西登美ケ丘にて、新築造園工事その3
秋雨前線ってなんか梅雨前線よりやっかいですねー。梅雨時期ほどの覚悟がないのと、予報がころころ変わりすぎです。
西登美ケ丘のH様邸、駐車場土間打ちが完了。2日間かかったのですが、この秋雨前線中のピンポイント晴天で作業できました!
並行して作業していたウッドデッキも完成!これで取り急ぎ、生活に必要な部分はメドが付きました。
秋雨前線ってなんか梅雨前線よりやっかいですねー。梅雨時期ほどの覚悟がないのと、予報がころころ変わりすぎです。
西登美ケ丘のH様邸、駐車場土間打ちが完了。2日間かかったのですが、この秋雨前線中のピンポイント晴天で作業できました!
並行して作業していたウッドデッキも完成!これで取り急ぎ、生活に必要な部分はメドが付きました。
お引越しが間近とのことなので、まずは生活に必要なところから着手。
駐車スペースが広いので、スリットを入れて砕石をいれるのですが、ちょっとのスリットの入れ方を凝ってみました。
結果、型枠が少し複雑になりましたが、これでもかなり控え目にしたつもりです。
休み明けには生コン打ち。あとは晴天を祈るのみです!!
かなり秋めいて、朝晩はすっかりすずしくなりました。昼間の暑さも優しい暑さで、ええ塩梅になってきましたね~
今日から、奈良市西登美ケ丘でH様邸新築の造園工事にはいりました。
さてどんな庭になっていきますでしょうか。
真夏日、猛暑、酷暑、こんな表現をはるかに上回る暑さの毎日に、不要の外室はさけましょうとのアナウンス。
もちろん我々の仕事はそうは行かないので、連日炎天下での外仕事です。
今日は大和郡山の池沢町で、新築離れの玄関前アプローチの石貼作業です。やはりこの暑さの中、重い石と土仕事はなかなかこたえますね~
大きな田舎作りの日本建築の本宅敷地内に、若夫婦さんたちが住まわれる離れの新築工事です。
ご主人と、息子さんとのジェネレーションギャップを埋めながらの建築話を聞きながら、それぞれのお庭へのご要望を考えつつ、純日本家屋の母屋にも、現代建築の新築離れにもなじむアプローチを。
なんだかんだ言いながらも、二世帯で暮らすのを楽しげに話されるご主人のいい笑顔が暑い中の頑張れる源になります。
マツの剪定には少しこだわりを持ってあたっています。うちは春先のみどり摘みはしません。施主さんが春先に伸びる”みどり”が気になって摘んでしまわれることがあるのですが、それはしないようにお願いしておきます。
小芽が落ちるのでマツの剪定は台風シーズンが終わってからという方もいらっしゃいますが、土用を過ぎた七月末のいま時分からがマツの剪定適時と考えています。理由・根拠は長くなるのでさておき、親方から教わったことを自分なりに検証しながら、やはりこのやり方が一番だと確信に近づいています。
台風一過の夏晴れの中、広陵町Y様邸のクロマツの剪定でした。こちらのお庭、お手入れさせて頂いてはや10年になります。
このクロマツも初めて見たときは芽も荒く、葉も長く枝ぶりもあばれていました。今はもうすっかり私の手になって、施主さんからもご好評いだいています。
マツは職人の考え方・技量・経験が仕上がりに大きく影響を与える樹種であるので、腕の見せ所ではあります。
しかし手間がかかる仕事ゆえ、それも施主さんのご理解があってのことですが。
今日も暑かったですね~、夏到来ですね。これからしばらくは、「あつい、あつい」が口癖になります。
さて、今日は先日カイズカイブキに生垣を撤去させて頂いたY様邸。あまりに何も無くなってしまったのが寂しく
感じられたのか、半分をマキの生垣に、半分を四ツ目の竹垣にして欲しいとのご依頼を受けました。
今回は最も基本形の四ツ目垣にさせていただきました。四ツ目垣は構造こそ単純ですが、胴縁と立子の間隔の取り方で見栄えがかなり変わってくるので、そこにはかなり気を遣います。
耐久性を気にして塩ビ製の竹を使ってほしい言われことも多い昨今ですが、こちらは天然の晒竹で。やはり雰囲気は天然に勝ものはないですね~
いや~、凄い雨が降り続いて現場に出られずにもんもんとした二日間ですが・・・
天候には抗えない職種でもあるので、ここは焦らず雨が止むのを待つしかないですね。
せっかく時間が空いたので、市内の鋏鍛冶屋さんへ足を運びました。
こちらの鋏鍛冶屋さん、もちろん植木屋の間では超有名な鋏鍛冶職人さんで、きりばしや輪ばさみの製作で手一杯で
現在、両手鋏の注文は受けてらっしゃらないと聞いていました。今回はダメもとで、両手鋏の注文を受けていただこうとの
算段です。
あれやこれやと世間話をした後、「あの~、最近は両手鋏は打ってないんですか?」と切り出してみました。
「基本的には受けてへんけど、うちのきりばし買うてくれはった方からの注文やったら断れへんもんな~」
とのご返事。
ちょっと恐る恐る、「ぼくがお願いしたら打ってもらえますか?」と、間髪入れずに「ええよ!」と快諾頂きました。
いや~、言うてみるもんですね~
「何寸がええの?」と。「出来れば7寸刃でお願いします」
「七寸?!長いな~。たいがいは5~6寸やもんな~・・・ん?ちょっと待っててや」と裏の作業場の方へいって持ってきてくれはったのがこの鋏。
「前に7寸注文受けてて、三本打った内の一つやけどな。もし気に入ってもらえたら譲るで」と言っていただきました。
「いいんですか?!ぜひ!!」 心の中で、おお~雨の中わざわざ足運んでよかった~ってつぶやきました!
この大隅さんの鋏、特徴ある刃のシルエットがまたたまりません!
名前の一文字 ”清”と打ってもらい我が手元へ。大事に使わせていただきます。
いや~~、暑いですね~ 我々にとっては厳しい季節の到来となりました。
この時期は植物も旺盛に伸びて、エネルギー貯め込むのに必死ですよね。
もちろん雑草も例外に漏れず、伸び放題!たまりかねた様子で、除草のご依頼の連絡が入りました。
除草だけなら、もっと安く受けてくれるところもあるとは思いますがとつい助言してしまうのですが、
そこは長いお付き合いの間柄。
ちょっと高いかもしれませんが、とういう申し訳ない感が ”よっしゃ、とことん綺麗に草ひいたろ!”という
モチベーションにもなります。
完了してみると、あらこんな広い庭やってんね、って感じですね。こちらのお宅も高齢化で、老夫婦の二人暮らしです。
節約もしながらの生活の中からお支払いただいていると思うと予算も含めて、できるだけ要望に応えてあげたいという気持ちになります。
ムシ暑い中の作業でしたが、まずは喜んでいただいたようで嬉しい限りです!
京都は東寺の近くの鋏鍛冶屋さんから、年始めに注文してあった鋏が出来上がったよ~っと
お電話頂きました。さっそく仕事終わりに寄ってきました。
こちらの鋏、切れ味はもちろんなんですがこの工夫された形状に鋏鍛冶職人としてのご主人の心意気を感じます。
いわゆる京都特有の植木鋏である”きりばし”なんですが、持ち手の形が特殊です。ひょうたん型にすることで
握りやすさと、刃先を下向きに作業するときに手から滑り落としにくくなっています。さらに上から見ると持ち手に
結構なひねりが加えてあって、そのままだとカシメにかなりの”遊び”ありますが、握り込むと刃がうまく擦りあって
切れ味が増します。挙げるときりがないほど他にもいろんな工夫がなされています。
そんな話を聞きながら、雑談をしてるといつもあっというまに時間が過ぎます。話好きなご主人で、包み隠さず
いろんな鋏鍛冶の裏話までおもしろおかしく話してくれます。今日も1時間半ほど話し込んで帰ってきました。
「そうそう、この前皇太子さんが使う鋏つくってんで!」
そういって見せていただいた鋏がこちら。
画像では判りにくいですが、刃先をあえて丸くしてありました。皇太子さんが怪我をされないようにとの配慮だそうです。
どの道の職人さんもそうですが、”その道のプロ”と話すのはほんまおもしろいです!
伝統はしっかりと継承しつつ、それにとらわれず新たな形を模索されている姿勢。それにご主人の人柄も含めて、ほんまええ鋏やと思います。
梅雨に入り、今日は朝からこの季節らしい天候となりましたねー
予定していた現場をあけて、たまっていた設計と見積の作成で一日中PCの前で作業でした。
秋以降や年明け予定の造園工事の下準備ですが、ここんとろこ昼間は現場で夜はPC向かって作業の日々が
続いてたので、今日の雨はある意味で恵みの雨でした~
今夜は早く寝れそうです。