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京都市 東寺にほど近い鋏鍛冶屋さんにて その2。

いや~、凄い雨が降り続いて現場に出られずにもんもんとした二日間ですが・・・

天候には抗えない職種でもあるので、ここは焦らず雨が止むのを待つしかないですね。

せっかく時間が空いたので、市内の鋏鍛冶屋さんへ足を運びました。

こちらの鋏鍛冶屋さん、もちろん植木屋の間では超有名な鋏鍛冶職人さんで、きりばしや輪ばさみの製作で手一杯で

現在、両手鋏の注文は受けてらっしゃらないと聞いていました。今回はダメもとで、両手鋏の注文を受けていただこうとの

算段です。

あれやこれやと世間話をした後、「あの~、最近は両手鋏は打ってないんですか?」と切り出してみました。

「基本的には受けてへんけど、うちのきりばし買うてくれはった方からの注文やったら断れへんもんな~」

とのご返事。

ちょっと恐る恐る、「ぼくがお願いしたら打ってもらえますか?」と、間髪入れずに「ええよ!」と快諾頂きました。

いや~、言うてみるもんですね~

「何寸がええの?」と。「出来れば7寸刃でお願いします」

「七寸?!長いな~。たいがいは5~6寸やもんな~・・・ん?ちょっと待っててや」と裏の作業場の方へいって持ってきてくれはったのがこの鋏。

「前に7寸注文受けてて、三本打った内の一つやけどな。もし気に入ってもらえたら譲るで」と言っていただきました。

「いいんですか?!ぜひ!!」 心の中で、おお~雨の中わざわざ足運んでよかった~ってつぶやきました!

この大隅さんの鋏、特徴ある刃のシルエットがまたたまりません!

名前の一文字 ”清”と打ってもらい我が手元へ。大事に使わせていただきます。

 

 


奈良市千代ヶ丘 H様邸にて、除草工。

いや~~、暑いですね~ 我々にとっては厳しい季節の到来となりました。

この時期は植物も旺盛に伸びて、エネルギー貯め込むのに必死ですよね。

もちろん雑草も例外に漏れず、伸び放題!たまりかねた様子で、除草のご依頼の連絡が入りました。

除草だけなら、もっと安く受けてくれるところもあるとは思いますがとつい助言してしまうのですが、

そこは長いお付き合いの間柄。

ちょっと高いかもしれませんが、とういう申し訳ない感が ”よっしゃ、とことん綺麗に草ひいたろ!”という

モチベーションにもなります。

完了してみると、あらこんな広い庭やってんね、って感じですね。こちらのお宅も高齢化で、老夫婦の二人暮らしです。

節約もしながらの生活の中からお支払いただいていると思うと予算も含めて、できるだけ要望に応えてあげたいという気持ちになります。

ムシ暑い中の作業でしたが、まずは喜んでいただいたようで嬉しい限りです!

 


京都市 東寺のほど近い鋏鍛冶屋さんで。

京都は東寺の近くの鋏鍛冶屋さんから、年始めに注文してあった鋏が出来上がったよ~っと

お電話頂きました。さっそく仕事終わりに寄ってきました。

こちらの鋏、切れ味はもちろんなんですがこの工夫された形状に鋏鍛冶職人としてのご主人の心意気を感じます。

いわゆる京都特有の植木鋏である”きりばし”なんですが、持ち手の形が特殊です。ひょうたん型にすることで

握りやすさと、刃先を下向きに作業するときに手から滑り落としにくくなっています。さらに上から見ると持ち手に

結構なひねりが加えてあって、そのままだとカシメにかなりの”遊び”ありますが、握り込むと刃がうまく擦りあって

切れ味が増します。挙げるときりがないほど他にもいろんな工夫がなされています。

そんな話を聞きながら、雑談をしてるといつもあっというまに時間が過ぎます。話好きなご主人で、包み隠さず

いろんな鋏鍛冶の裏話までおもしろおかしく話してくれます。今日も1時間半ほど話し込んで帰ってきました。

「そうそう、この前皇太子さんが使う鋏つくってんで!」

そういって見せていただいた鋏がこちら。

画像では判りにくいですが、刃先をあえて丸くしてありました。皇太子さんが怪我をされないようにとの配慮だそうです。

どの道の職人さんもそうですが、”その道のプロ”と話すのはほんまおもしろいです!

伝統はしっかりと継承しつつ、それにとらわれず新たな形を模索されている姿勢。それにご主人の人柄も含めて、ほんまええ鋏やと思います。


奈良市六条にて、生垣撤去および石積工事。

この度は、長年の刈込仕立てのカイズカが大きく道路に張り出してしまい手に終えなくなってきた

とのこで、撤去して現状石積の上に石を積み増してほしいとのご依頼でした。

さすがに車を停めるのも大変なくらい道に張り出してます。

こちらが生垣撤去後です。とりあえずは、スッキリ!

現状石垣の上に積み増すので、違和感はいなめませんが可能な限りなじむように積んでいきます。

同じ生駒石なんですが、経年による変色で違う石にみえますけどね~

炭目地を入れて完成です。やっぱり積み増した感はどうしようもないですが、合格点はいただいても

よいかな~


今朝は朝から雨模様・・・

梅雨に入り、今日は朝からこの季節らしい天候となりましたねー

予定していた現場をあけて、たまっていた設計と見積の作成で一日中PCの前で作業でした。

秋以降や年明け予定の造園工事の下準備ですが、ここんとろこ昼間は現場で夜はPC向かって作業の日々が

続いてたので、今日の雨はある意味で恵みの雨でした~

今夜は早く寝れそうです。


奈良市法蓮町 こどもえん 園庭工事。

奈良市法蓮町の保育園が全面改築されて、”こどもえん”になり、それにともなう園庭工事をたまわりました。

こちらは、建築完了直後の画像になります。

こちらの園は、うちの二人の娘たちもお世話になった思い出ある園でもあります。

以前植わっていたサクラの老木が建築の都合上、撤去せざるを得なかったので、あらたにサクラを一本。それと園児たちが楽しめるように、実の成る木を植えてほしいのと、築山をつくってトンネルが出来ればいいなーとのお話でした。

 

ヒューム管を三つ繋げてトンネルに
土を盛って階段で登れるように

砂場の上にはパーゴラを設置して夏場の木影を、四隅には赤・白のブドウを植えました。子供たちのおもちゃ収納用の棚も作製しました。

 

階段の角の面取りのご指示、保育士さんの園児に対する細かな配慮を感じます

今回の植栽は、ジューンベリー、ブドウ、トキワヤマボウシ、ビワ、甘夏、ブルーベリー、ユスラウメとずらり実成のものを、そしてフェンスには白・黄色のモッコウバラ、中央にサクラを植えました。

さっそく園児たちは熟してきたジューンベリーにむらがってましたね~。工事中も黄色い声援いっぱいで、楽しみながらの工事となりました。末永く木々やこの園庭が子供たちに愛され、またいつまでも心に残る思い出となりますように。


奈良市法蓮町 こどもえん 園庭工事その4

パーゴラとおもちゃ置き場の棚を作製。

パーゴラの足元には赤、白のブドウを植えて、ぶどう棚にします。

おもちゃ棚は、耐久性重視で31mmの単管と足場板を使用しました。


奈良市法蓮町 こども園 園庭工事その3

トンネル完成!

園児たちは気になって、気になってしょうがない様子です。

次はパーゴラの設置に入ります。


奈良市法蓮町、こども園の園庭工事 その2

法蓮町のこども園。植栽後、少し日が空きましたがヒューム管が入荷したので設置工事に入りました。

園児たちがゆったり入れたほうが良いと思い内径1mを選んだんですが肉厚な分、思いのほかデカい!

5分の1くらいは埋設するので、スペース的にも問題ないんですが、重量がなんと一個900kg! 施工が大変です。

子供たちが喜んでくれればいいんですけどねー


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